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自賠責保険の請求方法(加害者請求と被害者請求)

誰が請求出来るか(加害者請求と被害者請求)

自賠責保険の請求方法としては、加害者が請求する「加害者請求」と被害者が加害者の加入している保険会社に直接請求する「被害者請求」の2つがあります。

 

▼自賠責保険の請求の仕組み

 

自賠責保険の請求は、加害者側から行うのが原則ですが、事故の過失割合に関して当事者間で争いがある場合や加害者が損害賠償金を支払ってくれないような場合には、被害者の側から損害賠償金の支払いを請求していくことになります。

 

どんな内容の請求ができるか(仮渡金請求・内払金請求・本請求)

自賠責保険の請求内容としては、損害額の確定前に行う「仮渡金請求」「内払金請求」と、損害額の確定後に行う「本請求」があります。

 

「内払金請求」と「本請求」に関しては、加害者と被害者のどちらからでも請求できますが、「仮渡金請求」については被害者しか請求できません。

 

仮渡金請求・内払金請求

交通事故で入院した場合、治療費がかさんだり収入が減ったりと、被害者の生活が苦しくなることは少なくありません。

 

また、加害者に資力がなく、治療費を支払ってくれないというケースもあります。

 

そのような場合に、損害の確定を待たずして、当座の資金を得られるのが、「仮渡金請求」「内払金請求」のメリットです。

 

参考:仮渡金請求と内払金請求の解説記事

 

本請求

被害者の治療が完了し、損害額が確定した後で行うのが「本請求」です。

 

加害者による本請求は、被害者や病院に支払った損害賠償額を限度に、保険会社に請求する方法のため、支払ったことを証明する領収書が必要になります。

 

また、被害者による本請求は、加害者から仮渡金や内払金を受け取っていた場合、保険金からその金額が除かれて支払われます。

 

請求権の時効

自賠責保険の請求権には時効があります。

 

被害者の場合は、

 

・傷害の場合 → 原則として事故日の翌日から3年

・後遺障害の場合 → 症状固定日の翌日から3年

・死亡の場合 → 死亡日の翌日から3年

 

です。

 

加害者の場合は、

 

被害者に賠償金を払った日から3年間

 

となっています。

 

示談交渉が長引く場合は、保険会社に時効中断申請書を出しておくのを忘れないようにして下さい。