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③搭乗者傷害保険

「搭乗者傷害保険」は、被保険自動車の運行による事故で、その自動車に乗車していた人が死傷した場合に、あらかじめ定められた保険金が支払われる保険です。

 

この保険は、被保険自動車に乗車中の被害者であれば、誰でも補償されます。

 

ドライバーだけでなく、その家族や偶然乗車していたような家族以外の知人であっても、保険金の支払い対象に入っています。

 

このように保険金の支払い対象の範囲が広いのは、搭乗者傷害保険の趣旨が、保険契約者は自分の家族などの身近な人間を乗せて事故を起こすケースが多いため、その搭乗者を特に保護するという点にあるからです。

 

搭乗者傷害保険の内容

搭乗者傷害保険によって支払われる保険金の内容は、下記の5種類です。

 

① 死亡保険金
…交通事故が原因で搭乗者が死亡したとき、1名ごとに保険金額全額が支払われる。

 

② 座席ベルト装着者特別保険金
…上記搭乗者がシートベルトを装着していたとき、死亡保険金とは別途に支払われる。

 

③ 後遺障害保険金
…事故による負傷が原因で後遺障害が生じたときに、その程度(障害等級1級100%~14級4%)に応じて保険金が支払われる。

 

④ 重度後遺障害特別保険金
…後遺障害が重度の場合で、かつ介護を必要とする場合に保険金の10%(限度額100万円)が後遺障害保険金に上乗せして支払われる。

 

⑤ 医療保険金
…搭乗者がケガをして治療した場合に支払われる。支払方法には、ケガによる入院・通院の日数に応じて支払う「日数払い」、ケガの部位・症状に応じて支払う「部位・症状別払い」の2種類がある。

 

搭乗者傷害保険の免責事由

搭乗者傷害保険にも、免責事由があります。

 

以下のような免責事由に該当する場合、搭乗者傷害保険の保険金は支払われません。

 

① 被保険者の故意によって、その本人に生じた傷害
② 被保険者の無免許運転、酒酔運転、麻薬・大麻・あへん・覚せい剤・シンナーなどを使用中の運転によって、その本人に生じた傷害
③ 被保険者が無断運転中または無断同乗中に生じた傷害
④ 被保険者の闘争行為、自殺行為または犯罪行為によって生じた本人の傷害
⑤ 傷害が、保険金を受け取るべき者の故意によるとき
⑥ 平常の生活または業務に支障のない程度の微傷に起因する創傷伝染病
⑦ 戦争、暴動などの危険による傷害
⑧ 天災危険による傷害(地震、噴火または津波)
⑨ 原子力などによる傷害
⑩ 上記の⑦~⑨にともなう損害

 

 

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