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④人身傷害保険

「人身傷害保険」は、被保険者が人身傷害事故の結果、傷害を負ったり、死亡したりした場合に保険金が支払われます。

 

この人身傷害保険は、被害者にとって大きなメリットがある保険なので、自分の加入している保険に含まれているかどうかを必ずチェックして下さい。

 

人身傷害保険のメリットは、

 

① 過失割合にかかわらず、保険金が支払われる
② 歩行中の事故や他の車を運転しているときの事故も補償される

 

という2点です。

 

①過失割合にかかわらず、保険金が支払われる

まず、人身傷害保険の1つめのメリットは、過失割合にかかわらず、自身が加入している保険会社の「保険金支払基準」で支払われるという点です。

 

例えば、損害額全体が5000万円で被害者の過失割合が5割の場合、加害者から支払われるのは半分の2500万円だけで、残り半分の2500万円は自己負担となってしまいます。

 

それに対して、人身傷害保険に加入していた場合、過失の有無にかかわらず、全額の5000万円が補償されることになります。

 

このように、人身傷害保険には、自身の過失が大きい場合でも、加害者側から支払われた示談金を除く部分の保険金の支払いを受けることができるというメリットがあるのです。

 

②歩行中の事故や他の車を運転しているときの事故も補償される

人身傷害保険のもう1つのメリットは、歩行中の事故や被保険自動車以外に乗車していた時にも補償を受けられるという点です。

 

また、被保険者の家族が事故にあった場合でも補償されるため、補償の対象になる被保険者の範囲も広いといえます。

 

以下が、補償される事故と被保険者の範囲のまとめです。

 

補償される事故

・被保険自動車による事故

・被保険自動車以外の自動車を運行していたときの事故

・車外での自動車事故(歩行中に事故したケースなど)

 

被保険者の範囲

・被保険者、被保険者の配偶者・同居の家族

・被保険自動車の正規の乗車装置または当該装置のある室内に搭乗中のもの

 

 

人身傷害保険が支払われない場合

被害者にとって有利な人身傷害保険ですが、支払われないケースもあります。

 

以下のような場合には、保険金は支払われないので、注意しましょう。

 

・故意または重大な過失によって生じた損害

・無免許または酒酔い運転による損害

・バイクまたは原付自転車に搭乗中に生じた損害

・業務中に業務使用者の自動車に搭乗し生じた損害

 

 

 

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