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傷害慰謝料

「慰謝料」とは、事故によって被害者が受けた精神的苦痛に対して支払われる賠償額です。

 

傷害事故の慰謝料は、入院・通院の期間などによって定額化されています。

 

自賠責基準の傷害慰謝料

自賠責保険基準の慰謝料は、1日当たり4200円が支払われます。

 

対象日数は、「実際に治療を受けた日数」を2倍した日数か、「治療期間」の日数のいずれか少ない方が採用されます。

 

例えば、入院が7日間で、その後の通院が2ヶ月間のうち13日の場合、

 

○「実際に治療を受けた日数」を2倍した日数
…入院7日間 + 通院13日 × 2 = 40日

○「治療期間」の日数
…入院7日間 + 通院期間60日  = 67日

 

となり、少ない方の40日が採用されます。

 

よって、この場合の傷害慰謝料は、

 

4200円 × 40日 = 16万8000円

 

となります。

 

弁護士会基準

弁護士会基準の傷害慰謝料は、以下の表のように、入院期間と通院期間によって定額化されています。

 

入通院慰謝料基準表【PDF】

 

※表は日弁連交通事故相談センター東京支部作成の「損害賠償額算定基準」(通称:赤い本)の算定基準に基づき作成。

 

例えば、2ヶ月入院して治療した後、さらに通院による治療を3ヶ月行った場合、入院2ヶ月と通院3ヶ月の交差する154万円が傷害慰謝料となります。

 

一方で、むち打ち症などのように程度の軽い神経症状(医師による観察結果・判断では異常が認められない場合)には、2つめの表が用いられます。

 

例えば、6ヶ月通院による治療を行った場合には、89万円が傷害慰謝料になります。

 

通院が長期かつ不規則な場合

傷害慰謝料の算定は、基本的に上記の2つの表を基準に行いますが、通院が長期かつ不規則な場合もありえます。

 

例えば、治療期間が1年以上にわたり、通院頻度が月2~3回に満たないような場合です。

 

このような場合、傷害慰謝料の算定は、実際の通院日数の3.5倍程度を通院期間の目安とする例が多く見られます。