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①「歩行者と自動車の事故」の過失割合

歩行者と自動車の事故だと、多くの場合、自動車側の過失割合が60~70%以上になります。

 

なぜこのような過失割合になることが多いかというと、歩行者は自動車と比べて弱い立場のため、より保護する必要があるからです。

 

ただし、実際の歩行者と自動車の事故では、常に歩行者が優先されるわけではありません。

 

例えば、横断歩道上の事故で、「歩行者が赤で横断開始・自動車が青で進入」の場合、歩行者の過失割合は70%となります。

 

なお、歩行者と自動車の事故では、歩行者の過失が100%というケースはほとんどありません。

 

たとえ歩行者側の過失が大きい事故であっても、自動車側に安全運転義務違反という過失があると判断されるためです。

 

加算要素と減算要素

以下の要素により、歩行者の過失割合は加減算される可能性があります。

 

加算要素(歩行者の過失割合が増える要素)

・夜間

・幹線道路

・直前直後横断

・佇立(ちょりつ)…横断中に歩行者がしばらく立ち止まること

・後退

 

減算要素(歩行者の過失割合が減る要素)

・住宅、商店街

・児童、幼児

・高齢者、身体障害者

・集団横断

・車の著しい過失…脇見運転、酒気帯び運転、携帯電話の使用など

・車の重過失…居眠り運転、酒酔い運転、無免許運転など

・歩車道の区別無し