歩行者がボタンを押すと信号が青に変わるシステムの押しボタン式信号機が日本で最初に設置されたのは1934(昭和9)年で、現在の東京都大田区の梅屋敷前と六郷郵便局前だったそうです。

押しボタン式信号機は何らかの基準に基づいて設置されているわけではなく、各都道府県がそれぞれに判断し、公安委員会の決定を経て設置されているといいます。

各都道府県は、主に住民の要望を基に立地条件や交通量などから総合的に判断し、設置を決めていきますが、もちろん要望があっても必ず設置できるというわけではありません。

その際、通行人の数などの明確な基準はないですが、学校や病院、公園など公共施設の前などに設置されることが多いようです。

夜間押しボタン式の信号機は、昼間は通常の信号機と同様ですが夜になると押しボタン式に変わるもので、夜間に歩行者が激減する場所に多いようです。

身障者専用の押しボタンが併設されている信号機もあります。

ところで、押しボタンを押してもすぐに青信号に変わらない信号機がありますが、これは系統制御というシステムだそうです。

このシステムの下では車のスムーズな通行のために隣接する信号機が連動しているので、ボタンを押したタイミングが系統を乱してしまう場合には、押してもすぐに切り替わらないのです。