車の性能を向上させたいなら、とりあえずノーマル状態できちんと調子が出ていることが前提です。

メンテナンス不足で本来の性能が出ていない車に手を入れても、オリジナル以上の性能を求めることは難しいでしょう。

それどころか、さらに調子を崩す原因になることもあるのです。

車は、精密な部品で構成された機械ですから、なによりもバランスが大事です。

メーカーが作る純正の姿は、多くの人が納得するよう考えて作られています。

それに乗った上で、〝加速が足りない〟〝足の踏ん張りがもう少し〟などの不満が生じた部分にはじめて手を入れるのが、チューニングの基本です。

手を加えるにもバランスが肝心です。

エンジンの性能だけがアップしても、カーブを曲がったり止まったりするときの性能が物足りなくなることもあるでしょう。

まずは自分の車のコンディションがベストであることを確認してから、何が足りなくて、どうしたいのか、構想を練るのがいいでしょう。

ドレスアップやチューニング専門の雑誌も数多く発刊されているので、初めての人はこういったところから雰囲気をつかみましょう。

自分の評価軸を持って、完調なノーマル車をしっかり乗りこなすことができてから、はじめてチューニングが効果を発揮するんです。