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カテゴリー:過失割合

駐車するためにバックしてきた車と衝突したときの過失割合

投稿者:PPPさん

2017/03/27 09:06

こちらも相手も自動車の車対車の事故です。こちらは自家用車でしたが、相手はレンタカーでした。ちょうどお昼ご飯を食べようと、観光地の近くにある飲食店に立ち寄った際の出来事でした。こちらが駐車場に侵入し、空いている駐車スペースを探そうと、駐車場の通路を前進していました。相手の車は前を走っていたのですが、駐車スペースを見つけたようで、バックで下がってきました。当たると思い車を止めたのですが、相手が気づかずに下がってきてぶつかりました。

相手がハンドルを切りながらのバックでしたので、相手の車の左横と、こちらの車の右前がぶつかった形です。ぶつかった後は、すぐにどちらも車から降り、傷の確認と警察への連絡を行いました。警察の事情聴取が終わり、保険会社への連絡をお互いにするということで解散しました。

過失割合としては、2対8で、こちらの過失が大きいということになりました。こちらとしては相手が急にバックをしてきたことが原因と考えており、こちらは後続車もおりよけることもできませんでしたので、過失の割合としては相手が大きいと考えていました。ですが駐車場での事故である為、駐車中の車が優先されると言われました。この過失割合って妥当なのでしょうか?

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駐車場内での事故

以下の参考は原則ですね。
この原則とは違う状況であるということがいえれば、割合を変えることは可能ですね。

参考
駐車場は駐車のための施設であることから、クルマが通路から駐車区画に入ろうとすることは駐車場の設置目的に合致した行動といえます。そこで、クルマが駐車区域に入ろうとする動作は、原則として、通路の通行に対して優先されるべきものとなります。したがって、通路を通行するクルマは、駐車区域に入ろうとしてるクルマを発見した場合、駐車しようとしているクルマが駐車区域に収まるまで停止して待機するか、安全にすれ違うことができる程度の距離を確保した上で安全な速度と方法で進行する義務を負っています。

他方で、駐車区域に入ろうとするクルマも、駐車の際に、通路を進行してくるクルマの進行を妨げることになりますから、通路の状況に応じて、他のクルマとの接触を回避できるような速度と方法で進行する義務を負っています。

このような双方のクルマ側に課されている義務を比較すると、通路を進行してくるクルマの方に、より重い注意義務が課されていることになります。
そこで、駐車場の通路を進行するクルマと、通路から駐車区画に入ろうとするクルマとが接触する交通事故が発生した場合については、双方のクルマが前進であるか後退であるかにかかわらず、

通路を進行してきたクルマ 80%
駐車区域に進入するクルマ 20%

という基本となる過失割合が設定されています。

もっとも、この基本となる過失割合は、駐車区画に入ろうとするクルマがハザードランプや方向指示器を点灯させる等して、駐車しようとしていることを通路を進行してくるクルマに警告していることを前提としていますし、その他に過失割合を修正する要素も指摘されています。

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2017/03/27 17:42

相手方車両の方が過失割合が大きいでしょう。

一般論として、後退車両については、後方の見通しが十分でなく、全身の場合よりも高度の注意義務が課せられるというべきでしょう。
したがって、本件では少なくともこちら側の過失が大きいとするのは不合理であり、相手方の過失の方が大きいというべきでしょう。

類似の事案については、コンビニ駐車場内に停止していた自動車に、隣の駐車スペースから後退発進した自動車が衝突した事案において、停止車:後退車=1:9とした例があります(東京地裁平成16年12月24日判決)。
この事案では、近くの車が後退発進することが予見可能な場所に停車したとして一部過失を認めたようです。

本件において同様に言えるか否かはともかく、こちらが8割というのは不合理ですので、きちんと主張して過失割合を争う必要があるでしょう。
任意での解決が困難な場合には、弁護士に依頼頂いた方がよいでしょう。

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2017/03/27 18:43

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